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「障がい」表記に関して,再び…(置き換えりゃいいってもんじゃないよ その2) [コラム・小説・詩]

昼休み何の気無しにGoogle探検隊.以前に書いた「障がい」表記に関して簡単に調査.あの記事を書いてからたった4ヶ月なんだけど,ものすごい勢いで自治体や大手企業でこの表記が広がっていることにある種の驚きと御幣があるかも知れんけど若干の恐さのようなものを感じました.とりあえず「いつ誰がこの表記をはじめたか?」に探りを入れてみるが,情報錯綜….ただ,本当に障害のある方本人やサポーターの方が言い始めたのか,自治体が独自に始めたことなのか,確証の持てるサイトは発見できず….

自分の考えは前に書いたとおりなんですが,私自信は納得ができる意見があれば表記はどちらでもいいとは思っているのよ.言葉には自分達が思っている以上に力があって,簡単に人を傷つけることもできれば,人に希望を与えることができる.だからこそ安易に新しい言葉を作ってはいけないし,意味を取り違えるようなことをしてはいけない.この辺りは学生時代にいろいろな演劇やら音楽に触れることが多かったことから来るものなのかもしれんけど….そんな中,非常に興味あるサイトを見つけました.

 Dialog in the Dark Japan

このようなパフォーマンスがあるのは知っていたケド,詳細は先方のサイトに行ってみてくださいね.そのサイト中にまさかこんな表記があるとは…
当ホームページでは、スクリーン・リーダーでの読み上げを考慮し、視覚障害者と表記いたします。「障がい者」と表記した場合、スクリーン・リーダーでは「さわりがいしゃ」と読み上げられます
コレね.この文章見たときに「それ知らんかった!」と目からウロコが0.5枚程落ちました.「スクリーンリーダー」に関してはこちらを参照くださいな(うわ!手前味噌).確かに福祉機器の開発スピードと「障がい」表記の拡大スピードが恐ろしく違うためこのような事態が生じている訳なんですが,この例を見ると視覚に障害のある人にとっての「障がい」表記ってどうなんだろうなぁ,受け入れられているだろうかなぁ?と考えてしまった訳です.1~2年後に答えが出るでしょうが….

調べていくと「障害」を「障がい」と表記する理由に関しては分かるんだけど,その表記の変更に関しては賛否両論ですね.ただ実際に障害のある方や関わっている方の中にも「障害」表記派の方はいるようで,「障がい」表記に違和感を覚えていたり,ひらがなでバカにされているように感じたり,そもそも本人にとって社会環境に「障害」があるのだからわざわざ表記を変える理由が分からない,などなどいろいろな意見があるもよう.(ただ某ちゃんねるの発言はいただけない.見ていて気分が悪い!自分自身某ちゃんねるはよく利用する方だが,福祉に関することは,政治的なものだけでなく悪意のある差別的なバイアスがかかっていて全く参考にならん!パソコンやケータイの情報を探すには悪い意見が聞ける分それなりに役に立つんだけどなぁ…)

ちょっと考えたものでもう一度記事にしてみました.「障がい」表記を否定しませんが,納得できる理由が無いのでしてないだけです.是非ともご意見のある方にコメントをいただきたいです.結構根が深い問題だと思うので….


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コメント 3

わけい

私は、blogを書き始めた2年ほど前から、「障がい者」という表記で統一して使用しています。

深い理由は特に無く、当時関わっていたヘルパー派遣事業所が、徹底使用されていたので、「その方が良いのかな?」という、正直安易な気持ちで使い始めたのがきっかけです。
ただ、少しでも不快に感じる方がいらっしゃるのだから、その方々に配慮しようという気持ちもありました。

その事業所は、利用者の保護者が中心となって運営されていたので、言葉の出所は、当事者というよりは、当事者の周囲からであろうと推測します。

ただ、この「障がい者」という表記は、法的なところまでは議論が展開されていないですし、結局のところ「ショウガイシャ」という音は変わらないですから、「精神薄弱者」から「知的障害者」へと変更されたように、法的用語でまったく違った表現が出現しない限り、法律では「障害者」という表現がされ続けるのだろうと思います。またそれに対して、私自身は特に意見を持ちません。「音」が変わらない限り、結局のところは同じだろうと考えます。

そういった意味で、ご紹介された”Dialog in the Dark Japan”のポリシーは重要だと感じました。「音」を正確に伝えることが先決ですね。

一方で、法に縛られていない「子ども」という表現は、TVなどでも統一使用されるなど、かなり一般的です。
法的には「児童」ですが、一般には「子供」「子ども」どちらの表現でも同じ「音」であるにも関わらず、ひらがな表記が大勢を占めています。

「こども」は大人の添物、供え物ではなく、発達段階にあるひとつの個性だという意味が込められているのだと思いますが、これが一般に浸透しやすかったのは、法的拘束力が無かったからでしょう。

「障害者」という言葉が法律用語でなくならない限り、障がい者支援に携わる者がどのような表現を選択するかは、本人の意思のみに委ねられていると思います。
法律用語である限り、どちらの方が正しい表現だとは決められないのではないでしょうか。
by わけい (2007-10-11 09:12) 

けー

ひさしぶりー!  シタニイルケドネ…


大分県では「障がい」に統一することを決めているよ。
http://www.ctb.ne.jp/~bephic/hottusin-35-3.htm

御参考まで
by けー (2007-10-11 09:39) 

yas-shi

わけいさん>
コメントありがとうございます.
「子ども」表記に関してはかなり長い期間手を変え品を変え活動に参加していたので,
多分慣れなんですが,「こども」「子ども」どちらも抵抗ないんですよね.
「子供」はちょっと?とはなりますが,ポリシーを持って使われている方は
そちらの意見を重要視するスタイルです.
(「子供ばんど」にたて突いた人がいたなぁ…遠い目)

で,音声の件.まさにわけいさんのおっしゃるとおりなんですよ.
あえて視覚障害のある方を例に出してみましたが,
逆に普段福祉にあまり関わっている人にとっては「障害」も「障がい」も,
「しょうがい」なんですよね.で,なおかつ「がい」がひらがな.
もしも私が子どもだったらこの「がい」って何?ってなる気がします.
#我ながらいやらしい少年でしたので.

「子ども」はそれ自体がひとつの言葉であると私自身は考えているんですが,
いまひとつ「障がい」という言葉がひとつの言葉になってない気がするんです.
「障がい」表記が広がるにはいろんな人の同意が足りていないんじゃないかな,
という気がするのもこの記事を書いた理由のひとつです.

けーさん>
久しぶりです!
つか,一昨日も昨日も今日もリアルに会ってますが:).

大分県も統一されていたんですね.
前回調べたときは北日本・東日本に「障がい」表記の自治体が
多いという印象を持っていましたが,今回関西圏や関西以西の地域にも
広がっているんだなぁ,と痛感しました.

私自身のスタンスを書きたかったのがメインですが,
仕事の上では注意した方がよいよなぁ,とは最近セミナーをするたびに感じています.

「特別支援教育」みたいにニュートラルな感じの言葉ってないんですかねぇ.
英語だと「チャレンジド」とかありますが,日本語にそのような言葉が無いのが
私的には不思議な気がしています.

なんかまとまりのない長文になりましたが,コメントとします.
ありがとうございました.
by yas-shi (2007-10-11 19:48) 

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